● 18世紀ギター コフィンケース(18世紀後期から19世紀初頭) :要修理品
品 名:18世紀ギター コフィンケース(18世紀後期から19世紀初頭) :要修理品
価 格:価格応談 譲渡済み
新品/中古の区別:超中古 18世紀後期
写 真:以下参照(画像クリックで拡大表示します)
備 考:19世紀のコフィンケースはよく見ますが、これは18世紀モノで貴重です。要修理品 サイズ要確認
まずネックが細い、ヘッドが長い(糸巻きがつかえるので底が突出)、ハンドルも側面ではなく表(サウンドホールあたり)に付きます。
内部(ボディ底面)にはギター裏面上下にストラップボタンが付くので丸い凹みが彫られています。
金物も凝ってます。そもそも安っぽい真鍮ではなくスチールですな。留め具の皿は可愛らしい花模様、上品なデザインです。
蝶番はじつにしっかりしており、鋼釘の鋲打ちで実装してあります。(19世紀の蝶番はマイナスネジ固定で安っぽくてすぐ緩んで壊れる)。
フタ留め具とハンドルが欠損していますが、自分で金属板を加工して作るもよし。金物屋さんに外注するもよし。このまま使うもよし。
内装は本来緑色のウールのような起毛素材でしたが、汚損がひどかったので除去しました。
左右のウエストブロック付き。オシリの両側は隅切りだけでなくラウンドさせてあります。各部に一手間多いのが伺えますな。
フタも切りっぱなしではなくライニング付きの段差構造で凝ってます。オシリのあたりに若干の反りがありますが止め金具が付けばピッタリ閉じるでしょう。
移動向けではなく、保管用と考えるべきです。例えばレッスン室の片隅にさりげなく置いておく ... 。
訪ねて来た人で、気付いた人はエライ、ワカル人にはワカル、みたいな。
で、フタを開いてみたらテナーウクレレが出てくるとか(笑)。
あ〜、いやいや、もちろんオリジナルのフレンチやイタリアンのバロックギターを所有している方でサイズが収まるとラッキーです。
あるいは、ケースに合わせて楽器を作っちゃったりなんかして。
ボディはやや小さめです。弦長はけっこうあります。寸法は以下の図のとおりです。
バロックギターのケース、おひとついかが? ひとつしかないけど。
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