● 文献:La Chitarra, Quattro secoli di Capolavori (名器で綴るギターの4世紀)
商品名:The Guitar: Four centuries of Masterpieces(銘器で綴るギターの4世紀)
著者: Giovanni Accornero, Ivan Epicoco, Eraldo Guerci
出版社:Edizioni Il Salabue
譲渡希望価格:売り切れ(公開即日のお買い上げありがとうございました)
新品/中古の区別:新品
備 考:
イタリア語と英語で併記。日本語はありませんが写真と図説だけでも充分楽しめます(私が保証します)。歴史的にも貴重な資料です。
●いわゆるバロックギターや19世紀ギターなど名器を豊富な写真と関連する資料で編纂し、解説してある名著。非常〜〜〜〜〜〜に貴重な文献です。3人の共著によるもので、楽器はもちろん、ギターの歴史をまじえた近年の研究成果なども反映されており、全編にわたって美しく詳細なカラー写真と図版で構成されます。 巻末にはほぼ全ての楽器の寸法まで掲載! なんかもう、溜め息が出ちゃう.... スバラシイ。
ティルケやセラスの5コースギターはもちろん、スペインのパヘスやベネディットの6コースギター、6単弦のガダニーニも数本掲載のほか、シュタウファーやナポリタンのヴィナッチャ、ファブリカトーレといったインラインペグ・スクロールヘッドを持つギター各種、ちょっと変わったところではヴァイオリン族のようなボディ構造、あるいは万歳ギター(リラギター)やルシアン・ジェラの二重表面板ギター、ディアスのスカロップボディなどもしっかりおさえてあります。良く知られる製作家だけではなく、ちょっと聞き慣れない名前の名作も(むしろそういうのが面白い)。もちろんトーレス、ハウザー、ジュリアン・ゴメス・ラミレス、ラミレス1世、ブーシェ、マヌエル・ロドリゲス、バルベロ、といった20世紀のモダンクラシカルギター/フラメンコギターも挙げられています。
上質な紙で印刷されていることに加え、ハードカバーのため2kgを超えるボリュームです。厚さも約3cm。
出版社から直接購入もできますが、重いので送料と関税なども含めると結構な値段になります。私は2冊買ったので、そのうちの1冊を新品のままでお譲りします。
参考:日米両方のアマゾンでは見つかりませんでした。Strings by mail で売っているのを発見。日本での取扱いは現時点ではみあたりませんが、検索してみるのもいいでしょう。
【出版社のサイト】
出版社:Edizioni Il Salabue の本書紹介 (直接購入もできます)
記事:2012年4月
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