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■ はじめに:地ガットのススメ
● ぬわにぃ? 自家製の弦だって? CRANE HonePage ちゅうのは、いよいよオツムがおかしくなったのとちゃうか? いえいえ、そんなことはありません(たぶん)。
2003年はガット弦を再注目していこうと思います。2003年(平成15年)元旦に神奈川の鶴ヶ岡八幡宮で鶴田がひいたおみくじによると、そこには「今年はガット弦を作りなさい、そうすれば世界征服も夢ではない。」と書かれていました。神様のお導きですからそこまでいわれると仕方がありません(←こうやって他人のせいにする)。私は導かれるまま子羊のごとく地ビール感覚で「地ガット」を作るのであります。
とはいっても私も初めての取り組みですから試行錯誤になることは必至です。いくつかの文献やインターネット上の資料を参考にしながら、正月のテレビ番組のVTRも参考にしつつ、はりきって参ります。
まあ、あれこれブツブツ語る前に、さっさと道具を揃えて作り始めればなんとかなるでしょう。むしろ最初からうまくいくなどと考えずに失敗に学びつつ、そしてそれらをこのページに繁栄させながら、そう! 皆さんの失敗談や成功秘話も盛り込んで(誰もまだ一緒に作るなんて言ってない)、更新を重ねながらこのコーナーを充実させていこうではありませんか! 御意見御感想もお待ちしております。
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そういえば昔の弦製造過程を示すいくつかの版画が残っていまして、そういったものも参考にしながら道具や作業方法も検討したいと思います。次の版画を御覧ください。フシギな道具類が並んでいるのがおわかり頂けるでしょう。興味津々です! 楽しいぞお〜〜っ!
んっ? でもこのお兄さん、なんだかイヤそうな表情ですね。そんなにツライ仕事なのか? それとも低賃金でやってらんねぇ!
と思っているのか? 変な物を拾って喰って具合でも悪いのか?
● ガット弦は羊腸さえあれば作れるようです。しかしまあ、いくつかの治具や装置をこさえる必要があります。今回は費用をおさえ、羊腸のためによぅちょーきん(預貯金)を崩すことがないように工夫を凝らしています。
● 市販のガット弦は高価です。うまくいけば格安で好みのゲージの弦が自宅でホイホイ作れてしまうかもしれませんぞ! 勢いに乗って弦製造会社をたちあげて大儲け! なぁ〜〜に、イザとなればこっちには「天つ神」がついてます、神様が何とかしてくれるさっ! ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!
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