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● 名称:ベンディングアイロン
● メーカー又は販売店:Stewart Macdonald’s 社(USA)
● 型番:115V 210度〜220度/100V USA
● 記事:国内で買えば3万円ぐらい
● 価格(参考程度に):$125.90円
■ 説明
弦楽器製作でなくてはならないのがこの装置。以前はベンディングアイロン自体のキットもあったりしたのですが最近もLMIとかで扱っているのかな?
原理は至ってシンプル、湾曲した鉄製胴体の中にニクロム線が入っていて加熱するので、そこに湿らせた木材をあてて曲げるというもの...。きついカーブはいきなりRの小さい部分で曲げようとせず、いったん平坦に近い大きなRの部分で加熱して曲がりはじめたら徐々にきついRへと移動させるといいです。リュートもギターもウクレレもマンドリンもヴァイオリンもこれでボディが作れます。
リュート製作家はたいていリブとリブのあいだに間壁材として細い材木(メイプルや黒檀など)を挟むことが多いので以下のように金属プレートのガイトを付けておくといいでしょう。D.I.Yのお店でボルトと共に買ってきて私が自作したものです。これがないと細い材料は曲げにくいのです。水道管や排気ダクトなどを固定するスチールバンドでも代用できます。
なお、リュートの場合は最終的なリブの修正にはハンディタイプ(携帯用)のアイロンがいいです。私の使っている以下のものはちょっと幅が広くて使いにくいのですが細長いコテ型のものがいいでしょう、たしかNationalから販売されていたはずです。
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