|
|
● 名称:セラミック砥石
● メーカー又は販売店:スエヒロ/ムラウチホビー八王子
● 型番:CR-3800
● 記事:以下に各種の砥石を紹介します
● 価格(参考程度に):2980円
■ 説明
スエヒロといっても八王子のファミリーレストラン「スエヒロ5」ではありません。これは1000番と3000番の両面 畜水ホルダー付き。
基本的には荒い順に研いで次第に番手を上げていけばいいのですが刃欠け等が生じていなければある程度高い番手から研ぎ始めてもかまいません。これは砥石台に水を張ることができ、ひっくり返すとしっかり砥面が塗れているというスグレモノ。セラミックなので減りにくいです。私の場合はたいていこの#1000と#3000でカンナやノミを研ぎます。
平面を保つためのすり合わせをするには2台の砥石を準備するか、平坦にする専用砥石のようなものもありますが、私は荒いダイヤモンド砥石(#600)で平坦にしてます(下写真)。刃欠けが生じたときにも使えますし。
【砥石の選び方】
仕上砥 中砥 荒砥 鉋(カンナ) 3000番〜15000番 600番〜1500番 刃欠け等なら180番以下 鑿(ノミ) 3000番〜12000番 600番〜1500番 刃欠けや角度調整なら200番以下 家庭用包丁 不要 600番〜1500番 120番〜240番 研ぐときは一定の角度で「刃がえり」が出るまで研ぎ、そのあと研ぐ方向を反転(裏合わせ)させて研ぎます。スクレーパもそうですが。「刃がえり」が出るまで研ぐのがコツ....といっても鶴田も刃物研ぎは決して得意ではありません。
一般的なカンナやノミの角度は30度ですが、日本以外ではいろいろあるようです。家庭用の包丁は7度(片刃)が一般的ですがステンレス製刃物のなかには研いでも意味が無いようなものもあります。毎日使うものですからちゃんとしたものが欲しいところ...。ちなみに包丁の切れ味は須賀さんによると「完熟トマトを切って試す!」のだそうです...。
それから、老婆心ながら、刃物を研いで熱中するあまり自分の指を砥石で削っていることに気付かないことがあります(私だよっ、そりゃ....)。刃物を一定の角度に保つには刃先を押さえるといいのですが私はついつい指を削っています.......ケガをしないように要注意です。
まあ、参考までに以下のようなダイヤモンド砥石が釣り具屋さんで販売していますので、身近に置いて無精したいときはこれを使っています、はははは...。
■■■ 弦楽器製作工具の目次に戻る