弦楽器製作工具のコーナー

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穴開け工具のなかま


 名称:卓上ボール盤
 メーカー又は販売店:(株)高儀/Jマート三鷹店
 型番:EARTHMAN DP-200
 記事:100V 150W チャック径13mm 5速 バイス付き
 価格(参考程度に):13800円
(上の写真は仮に動作させたときのものです、実際には作業台にボルトで固定して使います。)

 

 説明

もう少し小さくてもよかったのですがトルクの小さいものは困るのでこのような大きなものをあえて購入しました。ストロークは5cmぐらいしかありませんのでもう少し長めが欲しいかな。刃の交換でドリルチャック(刃の交換用ねじまわしのこと)がちゃんと外してあるのを確認してからスイッチを入れましょう、そうしないと跳ねて危険です。数多くのせん孔を行ったり、職業として楽器を作る人以外は不要です。

モーターのトルクより、むしろドリルの刃(ドリルビット)のほうが重要です。木工には必ず「木工専用の刃」を選ぶことです、金工用ビットとか兼用ビットは使ってはイケマセン。刃先がまったく違い、結果として仕上がりがまったく違います。これはボール盤だけでなくノコや旋盤などすべてに共通する鉄則!木工には木工の刃を選ぶ。

あと、きれいな穴を開けるのであれば、貫通する直前に木材の反対側から空けるといいです。

 

 

ドリルビットは1本500円ぐらいです。消耗品と考えてもいいのですがときどき油を塗って錆止めしてやれば長持ちします。私は錆止めには椿油を使っています。ドリルビットを選ぶときは軸受けの直径と形状に注意してください。私は必ず6角形のラチェット対応品を買うことにしています。そうすることでボール盤のみならず手回しでも穴開け作業ができるからです。

 

注意1:直径の大きなバイトを使ったり深い穴を開ける場合は特に材料が暴れますので、必ずバイス(材料固定具)で材料を固定してから使いましょう。

注意2:安全のため作業中は保護メガネを着用しましょう。

 

 


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