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● 名称:ベルトジスクサンダ(ベルトサンダー/ディスクサンダー)
● メーカー又は販売店:RYOBI
● 型番:BDS1000
● 記事:400W 22kg 仕様:パッケージより写真1、写真2
● 価格(参考程度に):定価28,600円税別。私は八王子の某ムラウチホビーにて展示品を購入、別売りのスペアペーパー数セット込みで19000円ぐらいだったかな(2006年夏購入時)。ネット上では最近は15000円ぐらいで売ってますね。
■ 説明
RYOBI BDS1000であります。多くのギター製作家はもっと大きくて幅の広いドラムサンダーをお使いの方が多いでしょう。私もそれが欲しい.... でもちょっとサイズと重量がデカくてウチの工房にはちょっとどうかなぁ....と迷っていました。2006年の5月に新工房に移転したとはいえ決して広くありません。ホントはドラムサンダーを最初から導入するつもりで工房も設計したのですが....... なるべく部屋は広く使いたいし、使用頻度も低いかも、本格的集塵機だって必要だし..... というわけで決心できずにいたわけです。
それで、ひとまずこの小型のベルトジスクサンダを使ってみようと思い、これに不満が出てきたらドラムサンダーを買おうと思います。購入から約9ヶ月経過しましたがなかなか気に入っています。使用頻度はさほど高くないと思っていたのですが、使い始めるといろんなものをコレで加工したくなるものです(笑)。 サンディング系の装置は集塵機が必需品なのですが、本機はボディ裏側にダクトを備えているので私はそこへ洗濯機用のホースを買ってきて掃除機(ハイパワーで静かなヤツ)につないで使っています。
消費電力400Wでまぁまぁ経済的。駆動音は低いです、むしろ掃除機のほうがウルサイぐらい。重量も22kgとあって一人でもなんとか移設できます(私は腰が少し悪いのでこれは重要なことです)。一人で動かせないものは極力避けたい私。そういえばやっと我が家にでっかいテレビが導入されました! 37インチ液晶アクオスです(でも予算不足で旧モデルを安く買った)。苦節20年(本当)..... ようやく14インチブラウン管・モノラル音声からの脱却です。まさに我が家では歴史的大事件です。
さて話を元に戻して、付属の治具類は私は全て取り外し、使っていませんが用途によっては便利でしょう。テーブルが90度跳ね上がるので掃除が楽です。ペーパーは#120が標準でスペアも付属しますがRYOBI製品はどこでも消耗品が入手しやすいのがマルです。いまだに#120以外を使ったことがありません。
ギターの場合、リブのサンディングは問題ありませんが裏板など面積の大きなものは左右2回に分けてサンディングせねばならず偏減りしないように要注意です(コレがタイヘン)。手で材を押さえて削りますが局所的に押さえかたを加減することで全体の厚みをコントロールしています。ヒールやヘッドの加工、ブリッジなどのパーツの荒削りにも使うようになりました。けっこう気に入ってます。
クレーン推奨品:★★★★
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