パリにアトリエをかまえるスペイン人製作家、カルロス・ゴンザレス氏が来日します。ゴンザレス氏はヨーロッパで現在最も注目されている製作家のひとりで、楽器製作のほかCDの解説(ホセ・ミゲル・モレーノ)や、楽器研究、執筆、演奏など幅広く活躍されています。
また、リュート製作の指導ならびにフランスリュート協会の役員を勤めるほか写真家としても活躍し、特にビウエラの唯一のオリジナル楽器を撮影したものが知られています。スペインギターに関する世界的な著書もありますね。
今回は新作を使用したコンサートならびにゴンザレス氏との語らいの時をお楽しみください。楽器の試奏もできます。様々な楽器を目と耳で確かめる良い機会です。
● 日 時:1998年 4月 19日 午後2時より ● 場 所:鷹羽(たかのは)スタジオ ● 演 奏: ● 永田夫妻(ルネッサンスリュート、ビウエラ、バロックギター) ● 井上景(19世紀ギター)
● 曲目(ルネッサンスリュート): ● またも別れの時 ● ファンタジア(パラダン)、他 ● 曲目(ビウエラ): ● ファンタシーア11番(ミラン) ● 「雌牛を見張っておくれ」によるグローサ(ナルバエス) ● 「花咲く日々」によるグローサ(フェンリャーナ) ● 曲目(バロックギター): ● エスパニョレタス ● ファリア(サンス)、他 ● 曲目(19世紀ギター): ● アンダンティーノ(F.ソル) ● ソナタ(パガニーニ) ● 「吟遊詩人の調べ」より無言歌(メルツ)
● チケット: ● 前売り:1000円 ● 当日券:1500円
● お問い合わせ: 永田
ご希望であれば楽器の注文も可能。ルネッサンスリュート、ビウエラ、バロックギター、19世紀ギターなど。
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■ 鷹羽(たかのは)スタジオ
東京:地下鉄千代田線 千駄木駅下車 道潅山方面の出口を出て須藤公園を横切り、抜けたところで右に歩き、つきあたり建物の地下1階。
●【カルロス・ゴンザレス氏の楽器について】
スペインらしい乾いた音色にフランスの甘さが加わり、豊かな音量を備え、まさに理想的な楽器と言えましょう。弾き易さも抜群で多くの演奏家の支持を得ています。
今回、日本に紹介されている楽器は手頃な価格で待たずにすぐ手に入れることができるというコンセプトで開発され、すでにフランス、スペインなどで大変な人気を得ています。ルネッサンスリュート、バロックギター、19世紀ギターは現在在庫があり試奏できます。ご注文より2〜4ヶ月でお届けできるそうです。
ルネッサンスリュート(7コース 弦長59cm)
バロックリュート(11コース 弦長68cm)
テオルボ(14コース 弦長71/110cm)
ビウエラ(6コース 弦長61cm)
バロックギター(5コース 弦長65cm)
19世紀ギター(6弦 弦長65cm)
● ご注文時に楽器の価格の20%の前金をお支払いください。楽器引き渡し時に残りの代金をお支払いください。
● 資料提供・掲載許諾:永田斉子さん