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■ 金属パイプと電球があれば!
● さて、ウクレレキット再入門が進行していますが、弦楽器製作nominoni-MLではベンディングアイロンを自作しようという話題で盛り上がりまして、ウクレレ製作に命をかけるこあま氏から心強い報告を頂きましたので御紹介します。ベンディングアイロンの自作については当サイトでも「自作弦楽器自慢コーナー」に記事がありますようにけっこう皆さん自作してらっしゃるようでして、パイプの経や熱源の種類など試行錯誤されているようです。
このベンディングアイロンはハロゲンランプ150W そしてソケットと金属パイプなどで構成されていますが、こあま氏いわく費用は2000円程度だそうです。スイッチ類や土台をフンパツしても3000円あれば作れるでしょう。ランプが加熱して使えるまでの待ち時間が多少必要ではありますがそのあいだ曲げる板材の準備をしてればいいんですね。以下の写真はこあま氏(アーチトップギターのサイト「アーチでなくっちゃ」)から頂いて掲載許諾を頂いたものです。こあまさんありがとうございました。
もう一枚写真を掲載させていただきますね。これだと作業机にガッチリ設置できるわけですなぁ...。のみのみMLでもさっそくこれにとりかかった方がいらっしゃるようです。みなさんもいかがですかな?
ちなみに、こあま氏いわくハロゲン球を使うのはパイプの直径に合わせるためで、半年に1回ぐらい切れるのだそうです、オマケに作業中はとってもまぶしいとか(笑).......。
補足:曲げるには板を軽く水をくぐらせておき、ベンディングアイロンに板を押しあてます。このときパイプの周囲に板を左右に振って(シーソーのように)熱が広くまわるように加熱して徐々に力を加えるのがコツです。ベンディングアイロンで板を割ってしまうのは板の一部だけに局所的に熱を加えてしまうからなのです。2005年7月補足。
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