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■ 14. ボデイの製作 上下ブロックの加工と接着
ブロックはどうしましょうか? でっかい角材を買ってきてカットすればおしまいです。今回は安価に仕上げるために4ピースを組んで作ることにします。
さて、ボディの厚さより若干厚くなるようにスプルースの角材を4つ切り出します。これで上ブロックを作ろうというわけです。たしかに安い材料ですが手間ばかりかかります。こんな余計なことを考えているから私はなかなか作業がはかどらないのです。
これら4つをタイトボンドでクランプしながら接着します。
ブロックを図面の形状に合わせてカンナで削って合わせていきます。青焼き(青写真)かコピーがあれば切り抜いてのりで貼り付けてからカンナをかけてもいいでしょう。
下左の写真がおおまかに削り終わった上ブロックです。右下の写真が同様に作成した下ブロック。
音にはあまり影響がないかもしれませんが表面をなだらかにするために軽くサンディングします。
はい、計量です。上のブロックは36gで下のブロックは22gでした。参考までに。
次は上下のブロックをさきほどの作りかけのボディに接着します。ここはニカワのほうがいいかもしれません。
クランプをかけにくいので先にブロックをリブ(側面板)に接着して、あとから丸く削る方法もあります。
クランプはちょっと厄介です。なにしろ平面が無いので、私は小さなクランパを複数使ってみました。保護用にコルクの板などをはさんでおきます。
接着します。あふれた接着剤を濡らして絞ったタオルで拭き取ります。爪楊枝も使えばきれいに楽に処理できます。この時点ではブロックの高さはやや高め、側面板もさらに大きめのままになっています。あとから削って裏板のアーチに沿って高さを合わせます。
先に側面板のアーチ形状を削ることもあります。
こうやって1日は乾くのを待ちます、オヤスミナサイ........Zzzzzzzzzz.........。
おはようございます! さあ、接着剤は乾いたかな? 上下のブロックを接着終了。この時点の重量は154g。
あとはツキ板の作業へと....。