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制作・著作:鶴田誠
1999年記事公開/2002年〜2010年 部分的に記事を修正
Ver 2.3.7

 

ゼロから創る弦楽器製作講座/ギター編


 

は〜〜〜い!みなさんお元気ですかぁ〜〜〜? 軽いノリではじまるギター製作の時間ですよ〜〜〜〜。 当クレーンホームページのお送りするこのコーナーは文字どおりギターをキットではなく材料から、いや、設計図面から作成していくという前代未聞、困難山積、無謀反省、抱腹絶倒、奇想天外、波瀾万丈、天心甘栗、壮大企画なのであります。あのクリントン大統領も絶賛したという(ウソ)このコーナーは当ホームページの総力を集結して(といっても一人でやってますが)まとめられた今世紀最大のホームページコンテンツなのです! 構想20年、制作費5億円、工房密着ロケ、主演 鶴田誠による堂々たるアカデミー賞楽器製作部門受賞作品を今ここに! くぁ〜〜〜っ!!

(注:この記事は1999年に制作・公開したものであり、ページのデザインを含め、記事の内容にも古いものがけっこうありますが、なにぶん当時の状況をお察しください。御不明な点は最近の他の楽器の製作記事を参考にいただくか、直接メールをください)


目  次

 はじめに

 はじめに  


 1. タイプの検討

 何にしようか?

 2. 資料収集・調査

 具体的なスタイルと構造を検討
 写真や挿し絵を参考に

 3. 材料の手配

 銘木店か個人輸入か?

 4. 図面作図または入手

 買うか描くか?

 図面の提供

私が描いた原寸図面を当ホームページ上から提供しています。PDF形式データは無料でダウンロードできます。楽器の種類によっては紙焼き図面を(送料+手数料)をもって提供しています。当クレーンホームホームページのトップのトップから「弦楽器原寸図面」コーナーを御利用ください。
 

 5. ボデイ型

まずは型紙を作る
外型を完成させる

 6. 表面板切り出しと接着

カンナがけと接着
表面板切り出し

 7. ロゼッタ

木目方向を意識するのが鉄則

 8. バーの加工と接着

木目方向とアーチ

 9. 表面板の加工

バーは表面板に密着っ!

 10. ネックの加工

どう接ぐか?

 11. ヒールの加工

あえて面倒な方法に?

 12. 指板の切りだしと接着

ネック断面形状は?

 13. ヘッドの成形

ペグ穴加工は慎重に

 14. ボデイの製作

側面板のベンディング
上下ブロックの加工と接着
ツキ板加工と裏板のラウンド

 15. ライニングの加工と接着

裏板に沿わせる
ボディに接着

 16. 裏板の製作

ツキ板とバー接着

 17. 表面板と裏板とボデイの接着

表面板の接着
裏板の接着

 18. エンドピン

ついでにボタンも作る

 19. ビンディング

カットは慎重に
角度がポイント

 20. パフリング

スキマなくピッタリと

 21. 塗装

仕上げよりも換気に注意?
やはり奥が深い

 22. ネックジョイント

最大の難関

 23. ヒールとキャップ

目立たないけど

 24. ペグの製作

木工旋盤を制覇せよ

 25. ブリッジ

けがきと切削
穴開けとボタン加工

 26. ナットとサドル

く、くちゃいっ!
ブリッジはナゼはがれる?

 27. フレット

フレット位置の計算とノウハウ
高さ調整は慎重に

 28. ラベル貼りとサイン

オリジナルラベル!

 29. 表面板の塗装と仕上げ

塗膜は薄くしたい
つや出し

 30. 調整/修正/弦の選択

最後が肝心

 31. 弾いてもらう/展示する/仲間をつくる

このムネのトキメキをあなたに / 御礼

  


 あとがき

 なにぶん私はシロート製作家でありますからおかしな表記や間違いや勘違いもあるかもしれません、お気付きの点や御意見ご感想などありましたらメールにてお願いします.....。

 製作にあたっては工具の取扱いや塗装の換気など個人の責任で安全に充分注意を払ってください。カンナがけやノコ挽き、ノミ入れなどの作業でも適切な作業台を使ったほうが無理な力もはいらず安全です。腱鞘炎等にも注意しましょう、ケガをしたら楽しくありませんので。

【主に注意すべき事項】

・カンナかけやノコ、ルーターなどので支え手の位置や送りの方向。
・無理な材料固定や支持で作業しない(クランプや治具を使う)。
・熱中するあまり同じ作業を無理に続けると腱鞘炎になりやすいです。
・刃物研ぎにはガイドを使い、指やツメを削らないよう注意。
・サンディングと塗装では換気とタバコなどの引火に注意。
・サンディングではマスクを必ず着用するべし(アレルギーや呼吸器系を害する恐れがあります)。
・ベンディングやニカワ接着作業時のやけどや引火に注意。
・作業場はなるべく明るく保つ。
・電気機器の漏電など(アースをとる)。

 


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