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■ 29. 表面板の塗装と仕上げ つや出し
つや出しは研磨剤を布に少量含ませてささ〜〜っとひろげてフキフキします。あるていど乾いてきますので、そのときに別の乾いた布で多少の力を入れてグリグリやればピカピカになります、そんだけ。
ノウハウも何もなくてカンタンですいません。あえていえばネルの生地を使うと仕上がりが違います。
表面板の無光沢な感じとは対象的に仕上げてみました。ちょっと暗い部屋で撮影したので次の写真はいまひとつかな。
ネックからヘッド部分にかけてもポリッシュしますが、ヘッドの表面は艶消しで黒く染めてあるので、そこには干渉しないように気をつけて作業します。じつはヘッド表面がテカテカなのは鶴田はちょっと抵抗があります。
ううう、苦節30年(ウソ)。ラコート直系の、名工鶴田による(大ウソ)19世紀ギター! さて、ここまでで、楽器作りは完了です。
・全長:890mm
・弦長:620mm
・重量:920g
あとは楽器として最大限にその機能を発揮させるために弦を選びます、非常に重要な問題です。ゴールは間近!さささささささ、次へ!