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■ ブリッジとモロモロバーの接着 ハガレてタマルカ
バー接着作業で表面板に貼っていた保護厚紙をはがします。そしてブリッジ位置を決定してエンピツで軽くマークをつけておきます。
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さて、問題のブリッジの接着です。接着面は丸いスクレーパを使ってわずかに窪みをつけます。ここにニカワが薄く溜まり接着を確実なものとします。これをやらずに接着すると悲劇が待っています...。
ニカワは戻したり加熱したりで何回かは使用できるものなのですが、次第に性能は落ちてくるようですからさすがにブリッジ接着時には新しいニカワを使います。表面板とブリッジの接着面を濡らして絞ったタオルできれいにしておき、ブリッジはこのように温めておきます。熱〜〜〜〜〜くなったらニカワを塗布し、表面板に密着させ上下に2mmぐらいづつズリズリとずらしてニカワをなじませ堅くなってきたら所定の位置で動きを止めてしばらくじ〜〜〜〜〜〜〜っとしておきます。もう写真を撮影している余裕などありません(笑)、このときばかりは緊張します。
そこにクランプをかけて乾くのを待ちます。例によってコーラでも飲みながら一息.......ふぅ....。
一息ついたらニカワのはみ出した部分を濡らして絞ったタオルでふきとっておきましょう。乾いてからのニカワは剥がすのが厄介です。
先にモロモロバー(つまりいくつかの小片)を接着してしまうとこのクランプができないので作業手順には注意したほうがいいです。まあ、表面板とボディを接着してあとからクランプせずにブリッジを接着してもいいのですが...。クランプせずともブリッジを密着させることは可能なのです。
ニカワの余分なものはスクレーパで除去します。
さて、ブリッジが接着されたら今度はモロモロの小さなバーを接着します。小さくても私はクランプを使います。あ、Jバーは先にも説明したようにリブに接するようにしたほうがモアベタね(小森のおばちゃま風)。というより、リブに接していたほうが音が締まってよろしいのだそうです。
はみ出したニカワを除去しておきます。
ミニカンナを使ってバーを削ります。ギターと違ってあとから手直しするのは困難です。木目の方向に注目。
さあ、これで表面板のバーもブリッジも完了です。
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