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■ ペグの塗装と装着 使用感を左右する
ペグをいよいよ装着しますが、テーパを揃えて使用感の良い状態にせねばなりません。ペグシェーパはなかなか微調整が難しいです。
私はサンドペーパを流用したシェーパも試してみました。完全に巻き付けるのではなく少したるませて作業するのがコツです。これは作業は楽ですがけっこう時間がかかります。サンドペーパーは最初は80番、のちに180番を使いました。
実際に挿してみながら調整します。ペグはペグボックスの2箇所で支持されていますがツマミ側の支持穴の摩擦を最適な状態に調整し、ペグの先端側の支持穴はややゆるくしておきます。こうすることで調弦しやすい状態のペグとなるのです。
先端部を糸のこで切り落とします。
弦を通して巻き留めておく穴を空けます。まずはペグボックスの内壁から8mm程度の位置にマークを1本づつ付けていきます。いちおう順番を間違えないように番号も順に振っておきます。
ハンドドリルまたはミニルーターでせん孔します。ルーターだとバリが出ずきれいに仕上がります。ビット(刃のこと)はかならずドリルを選びます切削用カッターではありません。せん孔するときはペグのテーパを考慮して小さな木片かつまようじを紙テープで土台に貼ってペグを傾けた状態で作業します。こうすれば穴はほぼ垂直に空きます。
さて、仮に装着してみたところです。染めなくてもこのままでカッコイイ? いちおうこのあとの染めに備えて180番で軽くサンディングしておきます。
この時点で、ペグのきつさや回しやすさは調整しておいたほうがいいのですが染め作業を行うと木が膨張するので覚えておきましょう。乾いた状態で具合をみるべきです。
ペグボックスとペグはあとで「日ざらし亜麻煮油(サンシックンドリンシードオイル)」にて拭いて乾かしておけばツヤが出ます。
さあ、完成間近です。