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■ Title: Angiolina / Artist: Stone /Engraver: Finden 1836 / ENGRAVING
なで肩に細い指、かなりデフォルメされた女性像ですが手にしているマンドリンも当時実在しないようなスタイルの楽器が描かれています。背景に建物を配するのはよくある手法ですが詩集の挿絵に登場しそうな、可憐にして静かな雰囲気。版画作品は時として当時の小説や詩集の挿絵として広く採用されていました(サロメなどが有名、ピカソも挿絵を版画で残しています)。楽器を持つ絵画のたぐいはやはり女性のほうが私は似合うと思います。う〜〜ん、可憐ですなぁ....。