●「楽器のスタイル(構造や素材)」、「適切な弦」そして「弾き方」、これらがマッチすることが楽器の音を最終的に決定する三大要素と鶴田は考えています。
というわけで、いよいよ「弦」についてのコーナーを独立させてしまいました。難しいんですよね、弦選び......
やりはじめたらキリがない。弦の選択が音色・音量・サスティーンなどに影響するのはもちろんですが、楽器の操作感覚(弾き易さ)、フレッチングへの影響、さらには手の疲れや腱鞘炎、そして楽器を破壊することにもつながるのです。 そう! 弦選びってすごく大事なんです。
■ 第0章 基準ピッチの問題
■ 第1章 ギター、リュート、ウクレレの弦を選ぶまえに
■ 第2章 弦の選択の目安
■ 第3章 ガット弦について
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第4章(その1) 弦計算尺の使い方(ピラミッド社製)
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第4章(その2) 弦計算尺の使い方(キルシュナー社製)
■ 第5章 弦メーカーと入手先(弦のリンク集)
■ 第6章 釣り糸のゲージ
■ 第7章 実際に張ってみよう
■ 第8章 19世紀ギターのための弦選び
様々な弦長における弦の選択例をまとめてみました。鶴田が実際にあれこれ張ってみたり計算してみたのですが張りやや強めのAセットから弱めのCセット、あるいはDセットとして挙げてみました。なんだか学生食堂のメニューのようですが楽器のブレイシングなどで使い分けてもおもしろいでしょう。厳密にいえば19世紀ギターも時代を追って平均的なテンションは変化していったようですし楽器のタイプにもよりますので、こだわってみるのもいいカモしれません。該当ゲージが存在しないものは近似値を表示してあります(とくにフロロカーボンはスパンが広くて選びにくい)。みなさんのお手元の楽器の弦長や仕様を比較しながら御覧になれば参考になるでしょうし、傾向もつかめるでしょう。トライあるのみ。
■ 650mm〜640mm
■ 630mm〜620mm
■ 610mm〜590mm
■ 580mm〜570mm
■ 560mm〜550mm
■ 第9章 ガット弦製造ちょ〜入門
この章はメインコンテンツの「弦をつくろう」のコーナーへ新設・移転しました。トップのページから御覧ください。
■ こんな楽器にこんな弦を張ってみました(ガット弦の共同購入より)